ocnの固定ipサービスでリモートコントロールができる
プロバイダサービスを展開しているocnでは法人向けのサービスの一環として、固定ipアドレスの割り振りを行っています。固定ipアドレスを取得することで、いろいろなメリットが期待できます。その中の一つにリモートデスクトップの活用が可能になるというものがあります。リモートデスクトップとは、ほかのパソコンやスマホなどのデバイスを使ってオフィスの中のパソコンに入っているデータを閲覧できたり、編集したりします。
通常ネット接続をする際には動的IPアドレスが使われます。
これはIPアドレスがころころ変わってしまうので、リモート操作ができなくなります。
動的IPアドレスの場合、インターネットに接続の都度住所変更されてしまうので本人がアクセスしているかどうか確認ができないからです。
しかしocnの固定IPアドレスを取得していれば、唯一のIPアドレスを経由して手元にないパソコンをリモート操作できるわけです。しかもocnの場合グローバルな固定ipアドレスを提供しています。
つまり世界中どこにいても、リモートコントロールができるわけです。
例えば海外に出張しているときにパソコンに入れているデータを引っ張り出したい、内容を変更したいといった場合でも滞在先から作業できます。効率的に作業を進められるわけです。
リモートデスクトップを活用するためには、まず設定をしておく必要があります。
最初にやっておくべきことは、リモート操作先のコンピューターの設定です。スタートから設定メニューを選択します。
そこからシステムを選択すると、リモートデスクトップという選択肢が出てくるはずです。こちらをオンにしておけば、リモート操作が可能になります。
今度は操作元のコンピューターの設定を進める必要があります。こちらはスタートからアクセサリを選択しましょう。するとリモートデスクトップ接続というメニューが見えてくるはずです。
こちらをクリックすると、コンピューター名とログインユーザー名、パスワードを入力するウィンドウが出てきます。こちらを入力すれば、リモートコントロールが可能です。